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2010年11月から 新連載
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11.アルページョ 2アルページョの訓練はシフティングの正確さに非常に効果があるので欠かせない訓練である。また音階では使わない低い弦での高音域を多用する事によりハイポジションでの音程を安定させる効果もある。 練習法 他のエクササイズ同様非常にゆっくりなテンポで行う。 この練習はシフティングの正確さを期すために非常に重要なので急がずじっくり練習することが重要である。慣れてきたら少しづつテンポを上げて4音、6音、12音などのレガートで行う。 全ての調でC線上からはじめ移弦の位置も全て同様に行う。言うまでもないがDes からE dur間では1−1−4 と4 を使うがそれ以上の調の第5ポジションでは4 の代わりに3 になる。
エンハーモニック転調について 調によっては下に示したように(Ges dur の場合)エンハーモニック転調を含むものもあらわれてくる。As dur、Ges dur、Des durなどである。記譜上は非常に複雑になるが指の動きは常に同じである。記譜に視覚的になれるためには楽譜に書いて行うことをお勧めする。
2011年2月26日
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